みちのく庭園

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生コン How to

  • 2019.01.19
  • #ホームガーデン&エクステリア
こんにちは。
本日は私たちが外構工事、土木工事で大変お世話になっております
「生コン」について少しお話したいと思います。

皆さんはコンクリートってどうやって施工されているかご存知ですか?
また、その特徴はしっていますか?

今日はその辺についてわかりやすく説明してみたいと思います!
 
まずは生コンの特徴について、
そもそも「生コン」とは言うけど何が生なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

皆さんが普段見ているコンクリート製の建物や構造物はすでに固まっている状態ですよね?
あれはもう生ではないんです。
工場で生産されたドロドロの状態の物を「生コンクリート」と呼びます。

そしてその生コンをどうやって固めているのか、についてですが
写真を見て頂くとわかりやすいかと思います。





①生コンを打ちたいところに穴を堀り、砕石を投入し、転圧(叩いて圧縮)してから
枠を付けます。これが型枠と呼ばれるものです。

②型枠がついたら、あとは生コンを流し込んでコテで表面を均します。

③そこから数日おいて、固まったら枠を取り外して完成!

ざっくり本当に簡単に言うとこんなもんです!
これが環境や条件によって形を変えたり、少しやり方が変わったりするのですが
そこはもはやプロの領域なので今回は省略させていただきます(笑)
 
こちらが実際の施工状況です。
まだ「生」の状態です。

冬期間は広い面積の施工は特に、寒さでコンクリートも凍ってしまいます。


それを防ぐために薬剤を混ぜたりするのですが、やはり寒くない時期に打設する
のが一番だとは思います。

小規模な土留め工事などでしたら今時期でも大丈夫です!


東北の造園屋として雪とは切っても切れない関係ですが、木を植えられずとも
快適な空間づくりを日々行わせていただいております。

冬期間は手入れや植栽が減る分、その他の工事で頑張らせていただいておりますので
土地があって早く造成工事したい・・・ですとか、
隣地との境があやふやだから土留めを打ちたい!なんて方は
もしかしたら今時期は手早く工事に入るチャンス・・・かもしれません(笑)


さて、本日は少し長くなりましたがこれで終わりです!
インフルエンザが流行っておりますので、皆様お体にお気を付けくださいませ。

 

Writerこの記事を書いたメンバー