みちのく庭園

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SNSの陰と陽

  • 2017.11.27
  • #出来事
11月25日(土)の地元紙
デーリー東北新聞にて、こんな記事が載っていました。

”Lineのいじめ相談窓口”

大津市で試験的に運用開始された取組みです。
中学生からのアンケートによると、電話や手紙で相談するより
SNSで相談したいという声が多く、いじめ対策に取組んでいる大津市が
その声に実際に応え、実施してるという内容でした。


僕も中学生の息子がいて、ipodを与えてしまっています。
「ゲームばっかやって、使う時間をちゃんと守れよ」なんてよく言ってますが
親もスマホの恩恵を味わっているだけに説得力にかけるところではあります。


この記事を読んで思ったのは
ゲームで楽しんでる分にはいけど、メディアで報道されているようなネガティブな
ことにならないよう息子とはしっかりコミュニケーションを常に取るようにしようと
改めたところです。


このようにSNSに対してのネガティブな話題を挙げれば
キリがありませんけど、Lineによるいじめ相談窓口の設置のように
使用を抑え込むのではなく、有効活用するという視点は感心しました。



こんな使い方って最高!

SNSの有効活用という話で思い出したのが
”中村文昭”さんという方の講演を聞いた時に、似たようなエピソードを話して
いました。

どこの高校だったか忘れたけど、たしか四国の学校だったような気がする、、、
そこの校長が生徒全員がスマホを持つことを義務化してるという話です。

その校長曰く
「禁止、禁止と抑えこむよりも
 そのスマホを使ってできること、可能性というものを気付かせてあげたい」

といったような内容でした。


具体的には、プロのアーティストがコンサートを開けるような会場を借りて
イベントを実施するという話でした。
当然、莫大な使用料金が発生します。

するとお客さんを集めなきゃなりません。
それに伴う広報活動、財務、魅力あるイベント内容などなど生徒達が主体的に考え
行動しなければなりません。


それを、この学校ではFacebookを駆使して
このイベントを成功させ、生徒達にビジネスの実体験という
貴重な財産をつくることができたという話です。


考え方の視点を少しずらすだけで、こんなにも
有効活用されるSNSは僕にとっては非常に魅力的なものだと
実感しています。



かくいう、うちの事業所でも2017年に入って
仕事が円滑に進むようにLineで情報共有をするようになりました。
一斉に皆に情報が共有されていくので仕事がスムーズに進むように
なってきたのは言うまでもありません。


ただ最初は、「職人がそんなスマホ?なんて使えるかっ!」的な
声もあったけどね。



更に上をいく社内SNS

チャットワークという会社を聞いたことありますか?

https://go.chatwork.com/ja/

この会社のルールに面白いルールがあります。
おそらく他の会社で真似しようと思っても多分できないルールです。


そのルールとは
  社内では紙の使用を前面禁止


あなたの会社はコピー代っていくら?

みちのく庭園は紙ベースで資料を残すことが多いので、具体的にはかけませんが 
印刷代、紙代はバカにできない経費の一つです。


それをの
チャットワークという会社では
紙を一切使用しないで、日々の業務を遂行しているんです。
想像できますか?凄いです。


もちろん業種も違うからできることなんだろうけど
異業種の成功事例は参考になることが多いですね。


これからもアンテナを伸ばし、良いものは真似をして
改善していくことは大事なことですが、SNSしかりコンピューターしかり
本質から外れないように見極めていくことも大事ですね。


おわり










 

Writerこの記事を書いたメンバー

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