みちのく庭園

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記録する大切さと志の継承

  • 2023.02.01
  • #出来事
先日偶然、貴重な資料を目にして

気持ちが高まったので皆様にもご紹介させていただきます。

平成20年(2008年)、弊社代表取締役橋本静一が

青森県より卓越技能者表彰を受賞し、

翌年、祝賀会を行った際に作成した「記録誌」です。




 
平成20年(2008年)というと、もう15年前のこと。




 
橋本静一が手掛けた、庭造り実績写真がまとめられています。





八戸駅玄関口にあるイチイの木。

これは、みちのく庭園が植栽したものだと、話としては聞いていました。

その、八戸駅玄関口が完成する前の、貴重な写真も!


 


さらに、本八戸駅近くにある、三八城公園を造った際の記録写真も。

個人的に、三八城公園が好きなので、とても嬉しく感じました。

 

普段目にしている、街並みや景観は、自然に自分の中に溶け込みすぎて

この景色の前はどうだったんだろうとか、誰がつくったんだろうとか

なかなか思わないものですが


 


今生活してる身の回りにあるすべて物(自然環境)は

人が関わって創っているものだ、と  改めて 周囲を見回してみると

いつもの景色も、いつもの当たり前の日常も

変わって見えてきます。



聞くと、記録誌は橋本忍がつくったとのこと。

時代を経ても、形に残るものとして、記録誌をつくることで

当時を知らないものへも、伝えられるものがありますね。

完了時だけではない写真たちは、作っていくまでのストーリーを感じさせてくれます。


私たちは、庭造りという

お客様の生活を共にする「場」を創らせていただいています。

今後も、「その先のストーリー」を描きながら

住宅と外部空間を一体化させ 全体で一つの『住まい』の形をつくっていく。

地域の景観を創っていく。


これを私たちの使命として

さらに邁進してまいります😊